ダイヤモンドの高価買取

ダイヤモンドの4C(ヨンシー)とは

ダイヤモンド
ダイヤモンド

ダイヤは非常に高価なものですから、その品質や価格を比較するのに世界共通の基準があれば便利です。1950年代にアメリカのGIA(Gemological Institute of America)が4つのCによるダイヤモンド・グレーディング・システムを開発し、それが現在では国際標準になっています。

4つのCとは、Carat(カラット)(質量)、Color(カラー)(色)、Clarity(クラリティ)明澄度(めいちょうど))、Cut(カット)(研磨面)のことです。
宝石鑑別団体協議会(AGL)のメンバーではない鑑定会社が発行する鑑定書は、用語が同じであっても基準が違っていることがありますのでご注意下さい。

carat(カラット)

1カラットは0.200グラム。一般的にカラット数が大きければ大きいほど稀少であり価値もありますが、同じカラット数のダイヤモンドでも他の3要素(カラー、クラリティ、カット)の組み合わせで、その価値はとても変わってきます。
旅行するときに豪華なホテルを選ぶ人もいれば、こじんまりとした宿を選ぶ人もいるように、ダイヤモンドの大きさも、ご自分の気持ちに合ったものが一番あなたにふさわしいと言えるでしょう。
もし、あなたがダイヤモンドの輝きを最も重要とされるなら、カラーやクラリティグレードに頭を悩ませ続けるより、大粒でカットの良いものをお勧め致します。 ダイヤモンドの輝きはカットが一番重要となりますが、カラットの小さいものより大きいものの方が、そのカットを充分に活かし輝きを増すことが出来るからです。

カラットは特に婚約指輪の場合に重要で、将来のことを考えると大きめの方がフォーマルな装いにも合い、長く身に付けられる点でも大粒で高品質のものをお勧めします。ジュエリーに使われるダイヤモンドの重量は0.01ct以下から100ct以上まで幅がありますが、大抵の場合は0.05ctから1.0ctの間です。その中で0.20ct以下のダイヤモンドは通常メレーと呼ばれています。

カラット表

clarity(クラリティ)

クラリティはダイヤモンド内部にどの程度内包物やキズがあるかを表しています。ダイヤモンドは自然が造り上げた鉱物なので、多くの場合内部に何らかの内包物が存在します。評価は大きく5つに分かれており、肉眼で識別できるのはI評価だけで、それ以外は10倍に拡大して発見できるほどの小さなものです。カラー同様、カラット数が小さくなるほどグレードの差は分からなくなります。

上級グレードであるFL/IFは市場にあまりなく、普段使いの場合はIやSIが主流になり、VS・VVS評価は価格がグッと上がってしまうため総合的に考える必要があります。

クラリティ表

color(カラー)

ダイヤモンドのカラーとは、どれだけ無色に近いかということを意味します。ほとんどのダイヤモンドでは、いかに無色であるかがカラー評価の基準となります。化学的に純粋かつ構造的に完璧なダイヤンモンドはまるで一滴の純水のように無色透明で、その分価値が高くなります。

GIAのDからZまでのカラーグレーディングシステムは、業界で最も広く受け入れられているグレーディングシステムです。スケールは無色を表すDから始まり、最後のZに近づくほど色味が増していきます。このようなカラーの差異の多くは非常に微妙なため、訓練されていない人の目には見分けがつきませんが、ダイヤモンドの品質や価格には著しい違いをもたらします。

クラリティ表

cut(カット)

ダイヤモンドの光はカットによって解き放たれます。ダイヤモンドは、光の透過・反射能力が非常に優れていることで知られています。ダイヤモンドのカットは形状(ラウンド型、エメラルド型、ペア型など)のことだと思われがちですが、実のところ、ダイヤモンドのカットグレードとはファセットが光といかに良く相互作用するかを評価するものです。標準的なラウンドブリリアントをカットグレードを判定するに当たり、ダイヤモンドのフェースアップの外観に影響するファセットのプロポーションを測定します。これらのプロポーションを基に、そのダイヤモンドがいかにうまく光と相互作用し、次のような望ましい視覚効果を生み出すかを評価します。

ダイヤモンドカットグレードでは、直径に対する重量、ガードルの厚さ(耐久性に影響)、ファセットの配置の対称性、ファセットの研磨の質など、ダイヤモンドのデザインと製作技術も評価の対象とされます

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