ルビーについて

2016年10月6日 木曜日
ルビー

1888年イギリスの宝石商エドウィン.ストリーターが「ビルマ鉱山会社」を設立し、ルビーの採掘を始めました。現ミャンマーのモゴック鉱山です。

19世紀後半から20世紀前半のイギリスのアンティークジュエリーに使われているルビーは、そのほとんどがミャンマー、モゴック産のルビーで、その当時に採掘された物でございます。 しかしその会社は、設立からわずか20数年で破産してしまいます。

理由は人工合成石の登場です。

その時にイギリスと鉱山の採掘権を取り合いして採掘権を逃したフランスが、1908年にベルヌイ博士の人工合成ルビーを売りに出しました。
天然、人工石の区別をつける前の時代です。

フランスに綺麗なルビーが売れて行き、その結果…
イギリスが輸入する天然ルビーの価格が暴落し、イギリス鉱山会社は破産したそうです。

イギリスがミャンマーから撤退したあと…
40年ぐらいして、天然ではないこと、また、その希少ではないために人工合成ルビーは、宝石としての価値を失いました。
宝石は、次の世代も考えて価値判断するものだと考えさせる出来事ですね。
今や非常に希少なルビーですが今後さらに価値は上がっていくと思われます。